[英語xプログラミング]のロボット教室
ロボット教室 ROBBOブログ
こんにちは、ROBBO渋谷教室です。
先日、TBS NEWS DIGで「非認知能力」をテーマにした記事が配信され、話題になりました(『「通信制」なのに「全寮制」 “生きる力”を育む新たな高校が来春開校 「非認知能力」で年収に差も?』2026年10月9日配信)。河合塾グループが来春開校する新しい高校の紹介から始まり、後半では教育経済学者の中室牧子さんが、これからの時代にどんな力が大切になるかを語っています。
このブログの1本目で「AIがコードを書く時代に、子どもがプログラミングを学ぶ意味」についてお話ししましたが、この記事はまさにその続きのような内容でしたので、今日はこの記事を手がかりに、ROBBOのレッスンで育っている力についてお話しします。
認知能力と非認知能力
記事では、2つの力が整理されています。認知能力は、学力、テストの成績、IQなど、数字で測れる「知的な力」。非認知能力は、意欲、忍耐力、協調性、自己管理力、コミュニケーション力など、数字では測りにくいけれど「認知能力の土台」になる力です。
中室さんは記事の中で、最近はAIによって認知能力が高いことの価値が下がるのではと心配する人が多いこと、そして実際に、労働市場で非認知能力の価値が高まっているという研究が増えていることを指摘しています。カナダ・モントリオールで、7〜9歳の男児に非認知能力を伸ばすトレーニングを行ったところ、大人になってからの年収が受けなかった子より平均約61万円高かった、という追跡研究も紹介されていました。
非認知能力はどうやって伸びるのか
では、その力はどうすれば育つのでしょうか。記事で中室さんが挙げているのは、海外で「SEL(ソーシャル・アンド・エモーショナル・ラーニング)」と呼ばれる考え方です。スポーツや音楽・美術などを通じて、子ども自身がとにかく実践をして、努力したり失敗したりを積み重ねながら課題解決をする状況を、意図的に作り出す。そういう教育で実際に非認知能力が伸びたという研究が出てきている、ということでした。
この部分を読んで、私たちは「それは毎週、教室で起きていることだ」と思いました。
ROBBOのレッスンにある「失敗と課題解決」
ROBBOのレッスンは、子どもがロボットを組み立て、プログラムを書き、動かすことの繰り返しです。そして、最初から思い通りに動くことはまずありません。記事の5つの力に当てはめて、渋谷教室の場面をご紹介します。
意欲と忍耐力。ロボットが動かないとき、講師はすぐに答えを教えません。「Why is it turning left?」と問いかけ、子どもが自分で原因を見つけるのを待ちます。何度もテスト走行を繰り返して、ようやく動いた瞬間の「動いた!」は、自分で乗り越えたからこその声です。この「うまくいかないことに向き合い続ける時間」が、レッスンの中心にあります。
自己管理力。1年目の終わりにはセンサーを使った「スマートホーム」、2年目には自分で作ったゲームやアプリ、3年目には自分で設計したロボットと、各ブロックの最後に「自分の作品を完成させて発表する」回があります。何を作るか決め、限られた回数で形にし、人前で説明する。これを4年間で何度も経験します。
協調性。3年目のロボット競技会や、机を並べて同じテーマに取り組む日常の中で、子どもたちは隣の子のロボットを見て、聞いて、教え合います。ROBBOは「全員で同じものを作る」教室ではないので、それぞれ違う工夫をした作品が並び、自然と「どうやったの?」という会話が生まれます。
コミュニケーション力。ネイティブ講師と英語でやり取りしながらロボットを作る、という環境そのものが、「伝わらなくても、伝えようとする」経験の積み重ねです。英語ゼロで入会した子が、半年後に「Can I try?」と自分から言うようになる過程は、前回の記事でご紹介したとおりです。
「子どもの時の方が伸びやすい」
記事の中で、非認知能力は幼いほど伸びやすいのか、という質問に、中室さんは「子供の時の方が伸びやすいということは間違いないようです」と答えています(大人でも伸びる、という続きもあります)。
ROBBOが年長から通える教室であること、6〜7歳コースで矢印プログラミングや組み立て、3Dペン、電子工作を「遊びながら試す」1年間を用意していることは、この点とつながっています。小さいうちは「できない」という思い込みがなく、失敗を怖がらずに試せる時期です。その時期に「うまくいかない→試す→できた」を繰り返せる場所があることは、子どもにとって大きな意味があると私たちは考えています。
体験レッスンで見ていただきたいこと
体験レッスンにいらしたら、ロボットが思い通りに動かなかった瞬間のお子さんの顔を、ぜひ見てみてください。そこで諦めるのか、もう一度試すのか、講師の問いかけにどう反応するのか。それが、この記事で言われている「非認知能力」が育つ場面そのものです。
年長さんから中学生まで、年齢に合わせた体験レッスンを渋谷教室で行っています。お待ちしています。
出典:TBS NEWS DIG Powered by JNN「『通信制』なのに『全寮制』 “生きる力”を育む新たな高校が来春開校 『非認知能力』で年収に差も?大人になっても伸ばせる?【news23】」(2026年10月9日配信、Yahoo!ニュース掲載)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ec70481d9e98eb74c60ec0f2ec6661c5454668b